はなやのウェブたん BLOG

浦安 舞浜の花屋さん『ブルーメン舞浜』のウェブ担当になったわたくしウェブたんが、ホームページへの流入経路拡大のためウェブの大海に雑多な話題を投げ込んでいくブログです

奥久慈の花桃を見て仕事論を教わった話


どうも!うぇぶたんです。

今日は、茨城は常陸大宮に来ております。

 

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奥久慈

 

観光じゃないですよ

仕事で行って参りました。

 

東京から2時間、この常陸大宮で何をしていたかというと・・・

 


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これから出荷がはじまる花桃を見学させていただいておりました!

3月終わりごろになると桜の開花が気になる頃ですが、

2月には梅・そして桃が開花する時期であります。

 

食べても美味しい桃ですが、花も非常に綺麗なんです。ひな祭りの桃の節句でもお馴染みですね。

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三国志がお好きな方なら桃園の誓いでもお馴染み

 

ここ常陸大宮・奥久慈地域は

その花桃のブランド産地として非常に有名なのです。


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案内していただいたのは、常陸農協の石川幸太郎部会長

大宮地区の枝物部会をとりしきる、超大物です!

 

この「奥久慈の花桃」がブランドもの、と先述しましたが

そのブランド化の立役者が何を隠そう石川部会長

元々はお役所に勤めていらっしゃったそうですが、故郷である常陸大宮奥久慈に何か名産を作ろうと一念発起。

花桃(をはじめとする奥久慈枝物)の育成に並々ならぬ尽力をされた結果、今の奥久慈ブランドがあるとのこと。

この方がいなければ、「奥久慈の花桃」がそもそもなかったと。

花桃のエキスパート中のエキスパートとお話をさせていただいたわけです!

 

色々な話を伺いました。

 

奥久慈の花桃は、通常は咲きにくい細い枝の蕾までよく咲く、などの奥久慈の商品のお話や

花桃だけでなく色んな枝物を栽培しているので、

一年を通じて枝物フェアなどを展開していきたい、というビジョンのお話などなど

熱意やビジョンを非常に強く持っている方だなと感じました。

 

数時間ご一緒させていただいただけですが、この限られた時間の中で

ためになるお話、驚くお話、熱いお話、ちょっとホロリと来る話などなど

とにかく色んな話をたくさん聴かせていただきました!

 

 

中でも印象的だったのが「全国高校生花いけバトル」のお話
全国高校生花生けバトル、ご存知ですか?
 
 
5分の決められた時間内で高校生たちが花生けを競う大会です。
この大会に出場した地元県立小瀬高校に、枝物部会から枝物を提供したそうです。
 
その結果...
 
地区大会に優勝し、なんと全国大会に出場
 
応援に来ていた部会長をはじめ、関係者さんたちはみな涙が溢れて止まらなかったとのことです。
 
自分たちが精一杯作ってきた枝物を使って
高校生たちが頑張る姿を見て
今までの苦労がふわーっと抜けていった
と、その場に参加されていた方々が口を揃えて仰っていました。

 

プロの仕事です。

 

自身の仕事にプライドを持って、かつ身を削っていないと出ない涙ではないでしょうか。

 

いやぁ、私もこういう仕事をしたい!

と思わず心震わせてしまいました。

 

知識だけでなく、なにか大きなものをお土産に頂いた気分です。

 

石川部会長や常陸大宮農協の方々、本当にありがとうございました!


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これからの時期は、ぜひ奥久慈の花桃を!

春の訪れを感じてみませんか?